笹・篠を活かした「えびら」づくり
地域の里山では、笹や篠が過剰に繁茂し、下層植生の衰退や生物多様性の低下、山林管理の困難化が進んでおります。一方で、かつて地域ではこれらの素材を活用し、生活道具や籠を編む手仕事文化が存在し、自然と人が触れ合う気概が創出されておりました。 本イベントでは、茨城県の伝統技術である笹や篠を活用したエビラづくりをとおして、以下の5つの社会的価値が創出されることを目標に活動を実施しました。 ・笹・篠の適正な管理による里山再生 ・地域資源を活かした循環型利用の実践 ・伝統手仕事文化・技術の継承 ・人と森の関係の再構築 ・地域コミュニティの再活性化(Well-beingの増進) ※えびらとは えびらは、笹や篠を用いて作られる、茨城県に古くから伝わる竹編みの籠のことです。 梅干しや野菜などを天日干しするために使用されます。 ■実施内容 参加者が里山に入り、笹・篠の採取、素材の下処理、「えびら(籠)」の編み体験を行うワークショップ形式で実施しました。 ①里山の現状解説(生態系・管理の必要性) ワークショップに参加していただいた方に対して、里山の現状や管理の必要性に関して説明を行う教育活動を実施しまし...